自己嫌悪中

会社の同じ職場の人が、子供にせがまれて犬を買ったと言っていた。2週間ほど前の話。
白いポメラニアンの子犬で、写真見せてもらったら、ふわふわで黒目ですごく可愛かった。
あたりかまわずおしっこするから、トイレの躾が大変だって笑って言ってた。
子供がちゃんと世話するからって飼ったのに、もう俺が餌あげ係なんだよ、とも。




昨日、その人がペットショップのHP見てたからどしたの?って聞いたら。
週末予防接種に病院連れて行ったら、後ろ片足が生まれつき伸びない障害があるって言われたそうだ。
売ったペットショップのミスだから交換してもらおうかと思うんだ、と。
お手も、お座りも、トイレも覚えはじめたのに。
毎朝餌あげて、散歩もあんなに連れてったのに。
子供も、もうなついててすごくしょんぼりしてるんだよ、と。
犬も可哀想だけどペットショップも悪いよなぁって、笑って言ってた。




理解出来ない。


「この子は生まれつき足が悪いから、皆で最後まで可愛がって面倒見ようね」
ではなく
「この子は生まれつき足が悪いから、健康な良い子に交換してもらおうね」
なのか。


たった一つの大切なことを教えられない親が居るから、守れない子供が増えるのか。
今の身の回りに起こってるいろんな悲しい出来事の、これがほんの一端なのかもしれない。


そして、それを咎めることも出来ない自分も。
それを思い知らされた日でした。


何も出来ないけど、大好きなマンガをお勧めしておこう…
「ガウガウわー太」10巻
いろんなペットがブームで飼われるのは日本だけだそうです。
それだけ命が軽んじられてる国になってるというわけだ。


わー太作者様の梅川和美様HP
わー太は新潮社の大人の事情で打ち切り休載になってるそうです。
さらに大人の事情で絶版にならないうちにぜひこの素敵なマンガを読んでいただきたい。是非是非。






はやくXGメンテ空けないかな…